今日は何の日? 6月12日
日々の暮らしのなかで、少しだけ「今日」という日に目を向けてみませんか?
記念日をきっかけに、新しい発見があるかもしれません。
恋人の日
6月12日は「恋人の日」とされています。ブラジル・サンパウロ地方の風習が由来で、縁結びの聖人「聖アントニウス」の命日にあたるこの日、恋人たちが写真立てを贈り合う習慣から日本にも広まりました。日本では1988年に全国額縁組合連合会が制定し、恋人同士が写真を通じて思い出を形に残すことを勧めています。フォトフレームやアルバムなどが記念日の贈り物として人気です。
児童労働反対世界デー
国際労働機関(ILO)が2002年に制定した記念日で、世界中の児童労働問題に対する理解と解決を目指す日です。世界では今なお、多くの子どもたちが過酷な労働環境で働かされ、教育や健康が奪われています。この日に合わせて、各国で啓発活動や支援プロジェクトが行われ、企業や消費者にもフェアトレードなど倫理的な消費行動が呼びかけられています。
バザー記念日
1884年6月12日、鹿鳴館で日本初のバザーが開催されたことを記念して制定されました。鹿鳴館バザーは上流階級の婦人たちが主催し、慈善活動の一環として開かれたものでした。当時は「バザー」という言葉自体が珍しく、舶来品や手工芸品を販売する新しい文化として注目を集めました。現在も学校や地域で行われるバザーの原点とされています。
まとめ
6月12日は「恋人の日」「児童労働反対世界デー」「バザー記念日」と、恋愛・人権・福祉など幅広いテーマの記念日が揃っています。身近な人との絆を深めることから、地球規模の社会問題への関心まで、考えさせられる日でもあります。記念日をきっかけに、大切な人に想いを伝えたり、遠い国の子どもたちの現状に目を向けたりと、日々の行動を少し見直してみるのも良いでしょう。小さな気づきが、自分自身や社会にとって大きな一歩になるかもしれません。
今日が素敵な一日になりますように🍀