今日は何の日?6月17日
6月17日は、日常の中にある文化や出来事を再発見できる記念日がいくつか制定されています。それぞれの記念日について、少し深掘りしてみましょう。
砂漠化および干ばつと闘う国際デー
1994年、国連で「砂漠化防止条約」が採択されたことを記念し、国連が制定した国際デーです。地球温暖化の影響や森林伐採、過放牧などによって進行する砂漠化は、食糧危機や水不足などの問題とも直結しています。この日は、世界中で砂漠化や干ばつの問題に対する理解と行動を促す活動が行われます。私たちにとっても、地球環境の大切さを考えるきっかけになる日です。
おまわりさんの日(警察制度改正記念日)
1874年6月17日、日本で「巡査制度」が導入されたことに由来します。これが現在の「おまわりさん」の始まりです。治安維持の要として地域に根ざした活動をしている警察官への感謝の気持ちを思い起こす日としても意味があります。通学路の見守りや道案内、事件・事故の対応など、日々市民の安全を守ってくれている存在に改めて敬意を表したいですね。
薩摩の日
1871年のこの日、廃藩置県に先立って薩摩藩が日本で最初に「県」としての制度に移行したことを記念しています。薩摩藩(現在の鹿児島県)は、明治維新の中心的存在としても知られており、日本近代化の礎を築いた地域のひとつです。この日を通して、地域の歴史や文化を再認識するのも良い機会です。
あとがき
6月17日は、地球規模の環境問題から、地域に根ざした歴史・安全への取り組みまで、多様な視点で考えることができる日です。砂漠化の進行を防ぐためにできる小さな取り組みや、日頃お世話になっているおまわりさんへの感謝の気持ち、そして地域の歴史への関心――どれも、私たちの暮らしをより良くするヒントが詰まっています。
こうした記念日を通じて、日常に少しだけ「考える時間」を持つことができたら素敵ですね。
今日が素敵な一日になりますように🍀