今日は何の日?6月19日
6月19日は、暮らしの中でちょっと立ち止まりたくなるような、ユニークで考えさせられる記念日が並んでいます。今日はそんな記念日をご紹介します。
ベースボール記念日
1846年6月19日、アメリカ・ニュージャージー州で、近代野球の原型とされるルールに基づいた初の試合が行われたことから、この日は「ベースボール記念日」とされています。野球は日本でも長年親しまれているスポーツであり、プロ野球や高校野球など、多くの人が熱い思いを寄せています。この記念日は、野球が持つ魅力やスポーツの力、チームワークの大切さを改めて感じるきっかけになるかもしれません。
朗読の日
「ろう(6)どく(19)」の語呂合わせから、日本朗読文化協会によって制定された記念日です。朗読には、声と言葉で物語を届ける力があり、聞く人の心に静かに、そして深く響きます。最近では、朗読を楽しむオーディオブックや朗読イベントも増え、子どもから大人まで幅広く楽しまれています。この日は、好きな本を声に出して読んでみたり、誰かに読んであげたりすることで、言葉の魅力に触れてみるのも良いでしょう。
桜桃忌(おうとうき)
6月19日は、作家・太宰治の命日であり、その代表作の一つである『桜桃』にちなんで「桜桃忌」と呼ばれています。東京都三鷹市の禅林寺では、毎年この日に太宰治を偲ぶ法要が行われ、今も多くの文学ファンが集まります。太宰治は『人間失格』や『走れメロス』などで知られ、その作品は今もなお、多くの人々の心を動かし続けています。この日は、彼の作品を読み返してみることで、人間の弱さや希望、そして文学の力を感じることができるでしょう。
あとがき
6月19日は、「ベースボール記念日」や「朗読の日」、そして「桜桃忌」など、スポーツ・文学・表現にまつわる記念日が重なっています。ふだん何気なく過ごしている日でも、こうした記念日に目を向けることで、少しだけ心の深い部分に触れられる時間になるかもしれません。
今日はぜひ、自分にとっての「言葉」や「表現」について、静かに思いを巡らせてみてはいかがでしょうか🍀