今日は何の日? 8月15日
お盆の真っただ中、8月15日は日本の歴史や食文化、家族への思いを深めるさまざまな記念日があります。一緒に見ていきましょう。
終戦記念日(戦没者を追悼し平和を祈念する日)
1945年8月15日正午、昭和天皇による玉音放送が行われ、日本は無条件降伏を国民に伝えました。毎年この日は、全国戦没者追悼式が行われ、正午の黙祷を通じて先の大戦で命を落とした方々を追悼し、平和への誓いを新たにします。
刺身の日
室町時代の日記に「鯛なら鯛と分かるように、その魚のひれを刺しておくので刺身」との記述があり、旧暦の8月15日をそのまま新暦のこの日に「刺身の日」と定められました。旬の魚を新鮮なまま味わう刺身は、日本の食文化の象徴とも言える一品です。
すいとんで平和を学ぶ日
愛知県のすいとんの会が制定。戦時中、代用食として親しまれた「すいとん」を食べながら、物資が乏しかった時代を振り返り、平和の大切さを考える日です。子どもたちにもわかりやすい学びの場として、学校や地域で行事が開かれます。
親に会いにいこうの日
「親(08)に会いにい(1)こう(5)」の語呂合わせから、「親に会いにいこうの日」が生まれました。核家族化が進む中、なかなか会う機会のない両親や祖父母に連絡を取ったり、実家を訪れたりするきっかけにしたい一日です。
あとがき
8月15日は、戦争の悲惨さを忘れず、平和のありがたみを噛み締める日であると同時に、新鮮なお刺身やすいとんで食文化を楽しみ、家族とのつながりを再確認する日でもあります。季節や歴史、家族への想いを大切に、今日という日をお過ごしください。
今日が素敵な一日になりますように🍀