今日は何の日？9月19日

9月19日は、語呂合わせやユニークな由来で生まれた記念日が多く、ちょっと遊び心や好奇心がくすぐられるような一日です。生活のなかにある“面白さ”を再発見してみませんか？

苗字の日

1870年（明治3年）のこの日、戸籍制度の改革により、すべての国民が姓（苗字）を名乗ることが許されるようになりました。それまでは武士や一部の身分の人だけが苗字を持っていたのです。普段あまり意識しない「自分の苗字」ですが、由来や意味を調べてみると、思いがけないルーツが見つかるかもしれません。

「く（9）つ（2）く（9）」の語呂合わせから、9月19日は「靴」に関心を持ってもらう日として制定されています。靴は私たちの足元を守り、日々の移動を支える大切な存在。今日はお気に入りの一足を丁寧にお手入れしてみてはいかがでしょう。

NTTが「話す（トーク）」の語呂合わせ「トー（10）ク（9）」にちなんで、毎月19日を「トークの日」としています。家族や友人としっかり会話すること、自分の気持ちを言葉にして伝えること——ちょっと意識するだけで、日常の人間関係が少しやさしくなるかもしれません。

俳人・正岡子規の忌日。1902年9月19日、34歳の若さで亡くなりました。俳句や短歌の世界に革新をもたらし、日本の文学に大きな影響を与えた存在です。今日は静かに一句詠んでみるのも、粋な過ごし方かもしれません。

9月19日は、言葉・名前・表現など、日々の暮らしの中に当たり前にあるものに改めて目を向けたくなる日です。「名前を持つこと」「話すこと」「足元を整えること」。どれも、暮らしを丁寧にするヒントが詰まっているように思えます🍀