今日は何の日？11月15日

11月15日は、日本の伝統と自然の恵みを感じる日。
子どもの成長を祝う「七五三」をはじめ、穏やかな気持ちで季節を味わうテーマが並びます。

七五三（しちごさん）

11月15日は「七五三」。
3歳、5歳、7歳の子どもの成長を祝う日本の伝統行事です。
起源は平安時代にさかのぼり、もともとは公家の儀式「髪置き」「袴着」「帯解き」が由来。現在では、晴れ着を着て神社にお参りし、健やかな成長を祈る日として広く親しまれています。
千歳飴を手にした子どもたちの笑顔が、秋の風景をいっそう明るくしてくれますね。

きものの日

11月15日は「きものの日」。
全日本きもの振興会が制定し、七五三と同じ日に行われることから、和装文化の魅力を再認識する日とされています。
日本の伝統衣装としての着物を着る機会を増やし、次の世代へ伝えていくことを目的としています。

映画の日（1956年制定・旧記念日）

かつて11月15日は「映画の日」とされていました。
日本で最初に映画が一般公開された日（1896年11月）にちなみ、日本映画連合会が1956年に制定。
現在は12月1日に変更されましたが、「映像文化に親しむ日」としても知られています。

昆布の日

11月15日は「昆布の日」。
日本昆布協会が、収穫の終わりと新物の出回る時期に合わせて制定しました。
「よろこぶ（昆布）」に通じる縁起の良い食材として、祝い事や冬の料理に欠かせません。
おでんや出汁を味わいながら、季節の恵みに感謝したいですね。

かまぼこの日

11月15日は「かまぼこの日」。
全国かまぼこ連合会が制定し、平安時代の文献で初めて「かまぼこ」が登場したのが1115年（永久3年）11月15日とされていることに由来します。
紅白のかまぼこは、祝いの席を象徴する食材でもあります。

まとめ

11月15日は、「七五三」「きものの日」「昆布の日」「かまぼこの日」など、日本の文化と食の伝統が重なる一日です。
家族の健康を願いながら、和の心を感じる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか🍀